約15年間のマイカー生活からカーシェアに転向して早9年。クルマの維持費削減に効果テキメン。
カーシェア歴9年ユーザが語る、「タイムズカーシェア」のメリット・デメリット・オトクな使い方を記載していきます。

タイムズカーシェアのメリット

圧倒的シェア、47都道府県に10,459ステーション、車両20,985台。会員数は965,924人

引用：交通エコロジー・モビリティ財団

タイムズカーシェアのとにかくすごいところは、「全国展開度」と「ステーション数」。

47都道府県で10,459ステーション、車両数17492台(*2018年5月現在)と、圧倒的なステーション数・車両数なんです。

カーシェア業界でのシェアは実に約70%。会員数も約96万人に達しています。

カーシェア大手3社の会員数と車両台数をグラフで比較したのがこちら↓。ダントツの1位です。

グラフデータから見る、各カーシェアリング会社の会員数と車両台数

おそらくタイムズカーシェアの看板を一度も見たことない人は、いないぐらいではないでしょうか。

自宅の近くにステーションがあるかがカーシェアの要ですが、タイムズカーシェアならきっとあなたの家の近くにもステーションがあるはず。

【タイムズカーシェア】ステーション検索

乗れるクルマも多彩、なんと33種類。全17492台

データ参考：タイムズカーシェア(2017年6月現在)

タイムズカーシェアなら、乗れるクルマも多彩です。

8人乗りのワンボックスなら、「ノア」や「VOXY」や「セレナ」

荷物車なら、「NV200バネット」や「NV350キャラバン」

コンパクトSUVなら、「XV」や「CX-5」

輸入車が乗りたくなったら、「MINI One」や「Audi A1」

ちょうどいい7人乗りなら、「フリード」や「シエンタ」

これだけあれば、毎回何に乗るかが楽しみになりますね！

【タイムズカーシェア】車種検索

明朗会計。シンプルな料金プランが魅力

タイムズカーシェアのいいところは、誰にでも分かり易い料金体系。

ショートと6時間は、どれだけ距離を走ってもガス代がコミコミ。

12時間パックと24時間パックは、距離料金16円/kmがかかりますが、

別途記載する「8人乗りワンボックスカー」などをこの料金で借りれると考えると、スゴイことですよね。

もしレンタカーで同じものを借りようとしたら、2倍ぐらいの料金はかかりますからね！

タイムズのカーシェア革命がもたらしてくれた恩恵は、とてつもないですね！

【タイムズカーシェア】利用料金検索

24時間365日いつでも予約、誰とも会わずに乗り出せる

これまでレンタカーだと、受取と返却に手間がかかる、基本6時間以上しか予約できないなど、利便性に問題がありました。

これを車載機器やITを駆使して無人化して解消したのが、カーシェアですよね。

スマートフォンやPCなどから24時間365日クルマを予約でき、

ICカードなどでクルマのドアロックを解錠して誰とも会わずにスッとクルマに乗り出せる。

カーシェアもいよいよ、コンビニのような存在感になってきましたね。

ガソリン満タン返しも不要

タイムズカーシェアの便利なところ、それは「返却時の煩わしいガソリン満タン返しが不要」なところ。

レンタカーを借りて、返却時になかなかガソリンスタンドが見つからない…こんなことありますよね。

タイムズならショートプランと6時間パックならガス代コミコミ、それ以外は距離料金で課金なので、返却時のガソリン満タン返しは不要なんです。

そもそも今はガソリンスタンドがどんどん減ってきているので、返却のたびにガソリンスタンドを探すのはナンセンスそのものですよね！

使ったらポイッと返却。時間効率最高ですね！

予約した3分後には利用可能

タイムズカーシェアなら、なんと予約の3分後にはクルマが利用可能になります。

利用可能時間になると、クルマのICカードをかざす部分が赤点滅します。

そしたらタイムズカーシェアの会員カードをかざせばドア解錠、グローブボックス内のキーを取り出してスグ出発できます。

急いでるときにもアリガタイ。

予約開始時間の15分前から利用可能

タイムズカーシェアなら、なんと予約した時間の15分前から利用可能。

例えば予約開始時間が14:00だったら、実は13:45から利用可能なんです。

15分前から利用可能なのは、クルマの日常点検のための時間ですが、

タイヤの空気圧が極端に減っていないかなど、正直5分もあれば確認可能ですからねー！

1分前まで無料でキャンセル可能

タイムズカーシェアなら、なんと1分前まで無料でキャンセル可能。

もちろんキャンセル手数料なんて一切無しです。

例えば翌日雨だったらクルマを使おう、と思ってとりあえず予約。

で、晴れたらスマホでサクっとキャンセル可能。

そんな柔軟な使い方ができちゃうんです。

パック料金なら、「ベーシッククラス」も「プレミアムクラス」も関係ない

タイムズカーシェアでは、パック料金を選べば、クルマによって2種類に分けられている「ベーシッククラス」も「プレミアムクラス」も関係ないんです。

プレミアムクラスの車種は以下の通り。

【プレミアムクラスの車種】
MINI One
MINI One CROSSOVER
LEAF
Audi A1
プリウスα
セレナ
CX-5
ノア
スバル XV
VOXY

輸入車や、8人乗りワンボックスなどが同一料金で使えるのは嬉しいですよね！

給油割引で15分無料。給油は自動検知で自動割引

タイムズカーシェアなら、ガソリン20L以上給油すると、給油割引で15分無料になるんです！

(※ショートで利用時。パックで利用時は給油割引は適用されません。)

しかも給油完了は自動検知。どうやって検知してるんだ…。スゴイ。

給油は、サンバイザーにある給油カードで。

給油なんて、セルフでささっとやれば5分もあれば充分できますからね。

20L以上給油可能なクルマは、クルマ予約時の「現在の燃料残目安」が「△」になっているクルマを予約するのがポイント。

「△」になっていれば、ほぼ間違いなく20L以上給油できますヨ。

洗車割引で15分無料。自動洗車機に突っ込んでTELするだけ！

タイムズカーシェアなら、自動洗車機で洗車しても15分無料になるんです！

(※ショートで利用時。パックで利用時は洗車割引は適用されません。)

洗車なんて、自動洗車機で5分もあれば洗車完了ですからね。

同じくサンバイザーにある給油カードで、洗車できます。

洗車は、一番安い水洗い洗車で。

洗車してる間にコールセンターに電話してしまえば、タイムロスもありません。

※逆に、ガススタの自動洗車機が混んでるときは結構なタイムロスになるので、ヤメておきましょう。

ジュニアシートは全車標準装備

タイムズカーシェアでは、4歳からを目安に使えるジュニアシートは、全車標準装備です。アリガタイ。

しかし残念ながらタイムズカーシェアではチャイルドシートの用意はないので、

3～4歳未満のお子様を載せるときは自前のチャイルドシートを持ち込むか、

もしくはカレコのチャイルドシート搭載車を選ぶか、カレコの三井のリハウスでのチャイルドシート無料貸出サービスをオススメします！

安心の保証制度「TCP安心補償サービス」ならどんなトラブルも全免責！

タイムズカーシェアの「TCP安心補償サービス」に加入しておけば、ほぼどんなトラブルでも全免責！

これは他社のカーシェアには無い、タイムズカーシェアだけのプラスアルファの安心補償サービスです。

1回309円で加入できるのも最高にリーズナブル。

レンタカー会社さんだったら、1500円ぐらいは取られますからね。

【タイムズカーシェア】TCP安心補償サービス

会員同士なら、追加運転者を登録して運転を代われる！

友人との長距離ドライブとなると、1名だけしか運転できないのは何かと心許ないもの。
疲れたり眠くなってしまったとき、ふと運転を代わってもらえるドライバーを予め登録しておきたくなるものです。

タイムズカーシェアなら、会員になっている人同士であれば、予約時に予め登録しておくことで運転を交代できます。

（利用開始してからの追加はできません。また予約時に登録しておかずに他運転者が事故を起こした場合、保険が一切適用されませんのでご注意ください。）

つまりタイムズカーシェアの会員同士であれば、予約時の事前登録さえすれば「誰とでも」運転が交代できるんです！これは物凄いアドバンテージですね！

運転する可能性がある人を、とりあえず追加しておけばいいわけですから。

追加運転者の予約時の追加はカンタン。予約画面で追加運転者の会員Noを入力して予約するだけ。なんと最大5人まで追加できます！とりあえずツッコんでおけばOK！

ショートプランなら15分206円でガス代コミ。

タイムズカーシェアの明朗会計のひとつのポイント、「15分206円」で全部コミ。

そのクルマのガソリンの燃費が悪かろうとなんだろうと、「15分206円」だけでいいんです！

しかも請求金額は「使ったぶんだけ」。仮に3時間予約しても、実際に使ったのが2時間であれば請求は2時間分です！

しかも前述の「予約開始前15分無料」や「給油15分無料」や「洗車15分無料」と組み合わせれば、

1時間以内程度の送迎なら無料か206円ぐらいしか掛からないんです！スゲー。

もうマイカーでガソリン食ってる場合じゃないですヨ。マイカー持っててもタイムズのほうが安上がりな場合さえあります。

6時間パックなら4020円でガス代コミコミ。どれだけ走っても4020円！

タイムズカーシェアの明朗会計ポイント2つ目。

6時間パックなら4020円でガス代コミコミ。もちろんプレミアムクラスでも同一料金。

ノアやVOXYを借りたらそれなりに燃費も良くはないだろうに、

それでガンガン走っても4020円なんです。

8人乗りワンボックスカーのマイカー持ってる人があんぐり、ですよ。

アーリーナイトパックがオトク、18-24時で2,060円

タイムズカーシェアの「アーリーナイトパック」は、18-24時の6時間利用できて、たったの2,060円。

夕方からの外食や映画鑑賞などに重宝しそうですよね。

2,060円でOKなんて、もう価格破壊もいいところですよね。

【タイムズカーシェア】利用料金検索

終電逃したらレイトナイトパック、0-9時で2060円。タクシーよりオトク。

タイムズカーシェアの「レイトナイトパック」は、0-9時の9時間利用できて、2,060円。

「レイトナイトパック」って、あんまり使い道が無い？

そんなことはありません！

実は「終電を逃してしまったとき」に大活躍なんです！

そのまま帰宅＆出社ができて、2,060円＋距離料金で。

タクシーは深夜になると2割増しor3割増しなのに、カーシェアの場合は昼間より安くなるんです！

これを知っていると知ってないでは、終電逃したときのコスパが全然違いますヨ。

【タイムズカーシェア】利用料金検索

夜にガッツリ使うならダブルナイトパック、18-9時で2580円

タイムズカーシェアの「ダブルナイトパック」は、18-9時の最長15時間が2580円に。

時間的にアーリーナイトパックで収まりそうにないときは、＋520円で迷わずチョイスですね。

【タイムズカーシェア】利用料金検索

車両維持費からの完全開放

言わずと知れた、車両維持費。一般的なクルマで、年間約50万円が相場でしょうか。

これをカーシェアに変えれば、全額タダなわけです。(別途カーシェアの利用料金はかかります)

おそらく年間50万円もカーシェアに乗るのはかなり無理があるでしょう。

コストメリットで考えれば、カーシェアに圧倒的に歩が有るのは明らかだと思いますヨ。

駐車場代からの完全開放

都心に住んでいる方なら、この「駐車場代」に頭を悩ませている人も多いのではと思います。

参考までに、私が以前住んでいた区では月額26000円(年間31万2000円)でした！

さらに今の区では、なんと月額32000円(年間38万4000円)です…。

ちなみに港区あたりでは、看板に「月額45000円」の文字が。年額にして54万円です。

会社役員の方や自営業の方で、経費で落とせるならまだしも、ごくごく一般のサラリーマンの方、ましてや学生の方が普通に保有できる金額じゃあありません。これではクルマ離れと言われても仕方ないですよね。

なお、私の田舎の実家のほうでは月額7000円(年間84000円)でした。

都心に住んでいる方ほど、本当に駐車場代がいかにコスト負担になっているか、もしカーシェアに転向した場合いかにコストメリットがあるかがお分かり頂けるかと思います。

浮いた駐車場代で、好きな趣味に没頭したり、ちょっとした海外旅行にでもお金を当てたほうが、よっぽどいいですよね！

任意保険がコミコミ

これもカーシェアならではのコストメリットです。

カーシェアの場合は任意保険がコミコミの利用料金なので、いざというときも安心。

年数万円払っていた任意保険料ともオサラバできますよ。

出先のどこでもクルマを調達可能

これもカーシェアならではのメリットです。

いわば「全てのステーションのクルマは、自分が使えるクルマ」状態です。

勤務先の近くで借りるもよし、旅先で借りるもよし、

まさにオンデマンドの時代ではないでしょうか。

必要なときに必要な用途のクルマを、調達可能

クルマって、その時々によって必要な用途・サイズ・ニーズが異なっていたりするものですよね。

・「今回は8人乗りのミニバンが使いたい」
・「今日はスポーツカーに乗りたい」
・「セルフ引っ越しをするので荷物車が使いたい」
・「雪国の実家へ年末年始に帰るのでスタッドレスを履いたクルマが使いたい」

とか、いろいろありますよね。

カーシェアのいいところは、必要なときに必要な用途のクルマを、調達可能であるということに尽きると思います。

 

タイムズカーシェアのデメリット

まず最初に、カーシェア全般のデメリットをまとめたのがこちらになります↓。
カーシェア歴7年ユーザが語る、カーシェアリングのデメリット17点、メリット9点

あえてタイムズカーシェアに特化したデメリットを挙げるとすれば、以下になるかと思います。

カーシェア大手3社で利用料金を比較すると、やや割高

敢えていうならば、カーシェア大手3社で利用料金を比較した場合、タイムズカーシェアが一番やや割高ということです。

しかしそれを引いても、余り余るステーション数と全国展開度が魅力的ですね！

スタッドレスタイヤは、降雪地のみの設定

タイムズカーシェアのスタッドレスタイヤの展開は「日常的に降雪が予想される県」となっています。

タイムズカーシェアのカーシェアリングなら、冬用スタッドレス装着車は雪国の都道府県に常設！

従って、都心部から直接カーシェアで雪国の実家に戻りたい、などのニーズには残念ながら対応していません。

どうしても都心部から直接行きたいという場合は、東京都でもスタッドレスを用意してくれる、カレコがオススメです。

都心からスタッドレスタイヤ装着のカーシェアリングのクルマなら、カレコ！

敢えてタイムズカーシェアのデメリットを挙げるとすれば、わずかに上記2点ぐらいでしょうか。

タイムズのオトクな使い方

ここからは、タイムズの便利な使い方3点を記載していきます。

「6時間パック」＋「延長パック」で、最長12時間ガス代コミコミになる

6時間以上使うのは間違いないけど、何時に返却できるか分からない。

そんなとき意外と知られていない、6時間～12時間利用でガス代0円になるタイムズの使い方。

それは、「延長パック」というものです。

予約方法は簡単。「6時間パック」に、延長パックを「6時間」選ぶだけ。

これなら、最長12時間予約で、あとは6時間～12時間の「使った時間ぶんだけ」の課金になるんです！

 

短すぎる予約で、後利用者に迷惑をかけるぐらいなら、

返却時間が読めないときは、ガッツリ12時間予約しておきましょう！

「6時間パック」＋「延長パック」なら、「TCPチケット60分」なども併せて消化可能

加えて「6時間パック」＋「延長パック」なら、

普段なかなか消化しきれない「TCPチケット60分」なども併せて消化可能！

せっかくもらったTCPチケットは、これと併せて消化しちゃいましょう！

ナイトパックを使うなら「なるべく最長で予約しておくこと」！

ナイトパック共通の注意点として、なるべく最長で予約しておくのがベター。

例として、例えば「18-23時」とかアーリーを予約して、23時付近になっていざ30分だけ延長したい、となっても、

時間帯的にはパック時間内なのに、延長料金扱いになるんです！

なので、アーリーなら24時まで、レイトとダブルなら9時までシッカリ予約しておきましょう！

いかがでしたでしょうか。

タイムズカーシェアのメリットとデメリットを理解した上で、使い倒したいですね！

スポンサーリンク